移住者のはなし 長洲だより information

Focus 長洲町でキラリ輝く人たち

Focus Vol.12 金森美空さん

(木)

「 お父さん ひげをそったら 春の顔 」

初めて参加した俳句大会で快挙!

~第58 回九州俳句大会賞 受賞~

平成29年6月4日に北九州市で開催された「第58回九州俳句大会」で金森美空さん(新山区)が、同大会の最優秀賞である九州俳句大会賞を受賞した。

九州俳句作家協会が主催するこの大会では、毎年九州各県の幅広い年代が応募する。今年は大人から小学生まで約300人が応募し、1300句の作品を年齢に関係なく43人の審査員が選考した。

金森さんは6句を応募し、その中の一句「お父さんひげをそったら春の顔」が多くの審査員の心を鷲掴み。見事、最優秀賞の九州俳句大会賞を射止めた。主催する九州俳句作家協会によると、大会が始まった1959年以降、小学生の最高賞受賞は2人目だという。

九州俳句作家協会の福本事務局長は、「『夏の顔』『秋の顔』ではなく、『春の顔』がぴったりで、その感性が素晴らしい。父親が大好きなのも伝わってくる」と評価。

美空さんは「お父さんのひげをそる前の顔と、そったあとの顔を見比べて、面白いと思ったことが印象に残っていた。俳句を作るときに家族のことを考えていて、お父さんをイメージしたらすぐにこの句が思い浮かんだ。受賞できてうれしい」とにっこり。受賞の喜びを語った。

普段、金森さんは荒尾市の書道教室に通っている。書道を教える荒尾先生が荒尾市俳句協会の会長を務めていることもあり、ことしの春に開催された「少年少女俳句教室」に初めて参加した。実は俳句教室に参加する前から俳句を作っていたという美空さんは、自分で俳句ノートを作り、思いついたら書き留めているという。

荒尾会長は金森さんについて「習字の時間も俳句の時間も目がキラキラと輝いている。将来が楽しみ」と期待を寄せる。

美空さんは「今後も、その時に思ったことや、感じたことは言葉や文字にしておこうと思う。まずは、もっと字が上手くなりたい」と今後の意気込みを語った。

(左から)荒尾俳句協会の荒尾会長、金森さん、中逸町長

(広報ながす「平成29年8月号」掲載分)